先日アフターエフェクト(AE)で作った、こんな動画をツイッターに投稿しました。平成から令和に変わるな~と思って(笑
フライングだけど、令和の動画作りました。3DだとAEが重い。 pic.twitter.com/NJoAkuO5j7
— あずま@動画師 (@azuma_on) April 29, 2019
動画をツイッターに投稿するは久しぶりだったので、この時ちょっと苦戦したんですよね(汗
なのでやり方を忘れないよう備忘録として手順をまとめます!
AE使いの人で「ツイッターへの動画投稿が上手くいかないな・・・」と言う人は参考にしてみてください。
目次
ツイッターに投稿できる動画形式はMP4(H264形式、AACオーディオ)
ツイッターのヘルプセンターの「サポートされている動画形式を教えてください。」には下記のように書かれています。
モバイルアプリではMP4とMOVの動画形式をサポートしています。
ブラウザではMP4(H264形式、AACオーディオ)をサポートしています。アップロードできる動画のサイズは最大512MBです。ただし長さは2分20秒間以内にしてください。
出典:ツイッターヘルプセンター
ですのでAEで作った動画をツイッターにアップするには「MP4(H264形式、AACオーディオ)」にする必要があるわけです。
アフターエフェクトCCからmp4を書き出すにはメディアエンコーダーが必須に!?
以前使用していたAECS6ではレンダリングする際、レンダーキューの「出力モジュール」から「出力モジュール設定」を開き形式を「H264(mp4)」と変更できました。
そのため動画作成からツイッター用の動画出力まで1つのソフト(AE)だけで完結できたのですが・・・
どうやらCC以降のAEでは「メディアエンコーダー」と言う、別ソフトを使用しないと「H.264(mp4)」の出力できなくなりました。(クリエイティブクラウドに入っていれば無料でダウンロードできます)
そのためAEで作業し終わったら、Twitter用の動画をレンダリングするために「メディアエンコーダー」での作業が必須になったんです(汗
あどびぃさん・・・まじか・・・
AEはCCから「H264(mp4)」が出力できなくなったため、Twitter用の動画の出力はメディアエンコーダーを使用する事に
使用したAEとメディアエンコーダーのバージョン
まず手順を紹介する前に使用したAEと「メディアエンコーダー」のバージョンを紹介します。
- アフターエフェクト・・・15.1.2
- メディアエンコーダー・・・12.1.2
最初はAE2015(13.5)で試したのですが、メディアエンコーダーの最新バージョンと相性が悪かったのかエラーが出て上手くいきませんでした(汗
ちなみに出たエラーは「AEGPプラグイン AEDynamic Links Server:Adobe Media Encoderがインストールされていません。」的な内容です。
「インストールされてるでしょ!」って思ったんですが上手く出来なかったため断念。AEも「メディアエンコーダー」も最新バージョンにしたら上手くいきました。
もしかしてバージョンによってAEと「メディアエンコーダー」の相性がある?
AEでメディアエンコーダーを使ってツイッター用の動画を作る方法
ツイッター用の動画はブラウザから投稿する場合「MP4(H264形式、AACオーディオ)」である必要があります。
AECCでは「H264形式」の出力ができないため動画を作成したら、メディアエンコーダーを使ってツイッター形式に合わせた動画を出力します。
ここからはその「メディアエンコーダー」の使い方を紹介します。まずAEの「コンポジション」の項目をクリック。
そして開いたウィンドウの「Adobe Media Encoderキューに追加」をクリックすると「メディアエンコーダー」が起動します。
レンダリングについても基本的には形式が「H264」、プリセットが「ソースの一致・高速ビットレート」になっていればOKです。
最初から設定されていると思いますが、設定されていない場合は設定するようにしてください。
最後に出力ファイルの保存場所を設定します。設定方法は出力ファイル文字の下の青文字をクリックし、保存場所を指定するだけです。
「メディアエンコーダー」を使ってツイッター用の動画を作る方法は以上です。あとはツイッター投稿画面に動画データをドラッグすれば投稿されると思います。
1度覚えると意外と簡単なのでAE使いは覚えておくと良いと思います!